UFOが町へやって来た
1980年代から90年代にかけて博多のロックシーンを華やかに彩ったロックバンド「ジャグ&ブギーボックス」の元ボーカリストの大塚直之の初のソロアルバム。 彼の創り出す音楽にはザ・バンド、ボブ・ディラン、ザ・ローリングストーンズや古いブルース、はたまたジャック・ジョンソンやG.Loveといったアーティストに共通する、時代を超えて色あせることのないパワーを感じることができる。バックを支える面々も博多のロック、ブルース界では名うての連中ばかりだ。これは大塚直之がそんな仲間たちと作り上げた素晴らしい音楽の記録だ!
楽曲リスト
DISC1
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1. At starlight cafe
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2. 特別な夜
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3. One Wonderfull day
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4. ハーモニーとアンダスタンディング
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5. 今夜は陸には上がれない
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6. darlin' Light
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7. Sweet radio
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8. Music in the air
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9. UFOが町へやって来た
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10. Drive all night
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11. Angel night
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12. 音楽が生まれてくる場所
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13. キカセテヨ
1964年山口県に生まれ、その後19歳の時に福岡へ移りオリジナルロックバンド「ジャグ&ブギーボックス」のボーカルとして活躍。アルバムを数枚発売した後、解散。現在も弾き語りや様々なアコースティックユニット、アカペラグループなどで精力的に活動している。トム・ウェイツ風イントロダクションに導かれ幕を開ける本アルバムは、ヒップなボブ・ディランといった風な「ONE WODERFULLDAY」 ローリングストーンズに飛び入りしたグラハム・パーカーみたいな「ハーモニーとアンダスタンディング」アコースティックなサウンドがたまらない「今夜は陸には上がれない」 ザ・バンドを彷彿させるタイトルチューンの「UFOが町へやって来た
ローカル映画のテーマソングにも使われライブでは大合唱がおきる「音楽が生まれてくる場所」 最後はジャックジョンソン風の弾き語り「キカセテヨ」で静かに幕をおろす。ところどころビートルズやサム・クックの声も聞こえてくる。
少し年配の方々には懐かしい感じに、若い人たちには逆に新鮮に聞こえるんではないだろうか。
大塚本人は年末の紅白歌合戦に出るのが夢だそうだ(笑) さあ、お楽しみはこれからだ!