モア・アウトテイクス～ギター・ワークショップ VOL.2 ライヴ MORE OUT-TAKES～GUITAR WORKSHOP VOL.2 LIVE

1970年代後半、世界中のミュージシャンたちがジャンルの壁を越え交流した。ライヴ・セッションだけでなく、それはレコード作品としても残されている。今もなお、輝きをもって愛聴されている作品も多いことは、充分ご存じであろう。日本のミュージックシーンも新しい時代を迎えていた。振りかえってみれば、聴きつがれている名作が生まれた時代である。この「ギター・ワークショップ Vol.2 LIVE」も、前作に引き続いて大村憲司、森園勝敏、山岸潤史、そして初登場の秋山一将の4人のライヴを、収めた名盤である。2日間にわたって行われたライヴは、バックに村上”PONTA”秀一（Ds）、小原礼（B）、坂本龍一、笹路正徳、難波弘之（Key）、ペッカー、横山達治（Per）、ホーン・スペクトラム（Tp×2,Tb,Ts）というメンバーで構成され、各ギタリストのセッション、全員のセッション、すべてがレコーディングされた。その数16曲×2日間、32テイクである。スタジオ録音でしか聴けなかった、ギタリスト達のオリジナルの人気楽曲も演奏され、レア・トラックとしても貴重な音源である。フュージョン・シーンにおける特別なワンタイム・パフォーマンスであり、その内容も永遠に輝く白熱の名演である。