プロローグ Prologue

■類いまれな才能を持って生まれたギタリスト紅の持つ洗礼されたキャラクターと純粋なギターの音色、卓越した作曲センスを持つ猿楽が紅をイメージして作曲・アレンジした叙情的かつリリカルな作品の数々。
この二人でしかなし得ない強烈なインパクトと心温まるリアルな芸術表現。
■2009年の夏，ピアニスト猿楽がツアー中に訪れた岡山県の某老舗温泉旅館と意気投合し温泉旅館とのコラボという異例の現地限定発売のSoloPianoCDを制作。
そのCDを聞いた温泉旅館の孫娘にあたる横浜在住の紅が猿楽の曲を自分もギターで演奏したいという想いを募らせ、両親を通じて猿楽にレッスンを依頼。偶然にも猿楽の自宅が近かったこともあり横浜のスタジオにて運命の出会いを果たす。当時レッスンはやらないという主義だった猿楽だが、紅の音楽に対する純粋な気持ちと澄んだギターの音色に心を打たれ快諾。
その後、両親との話し合いの結果、正式に紅のプロデュース依頼を引き受け現在に至る。
こうして、奇跡のインストデュオユニット紅猿(BENIZARU)が生まれた。