OIRAKANARI
ふとほっとしたい時にかけたくなる、ギターとクラリネットのどこか懐かしい音色。itodoの1stアルバム“Oirakanari”、収録曲はオリジナルのアレンジ曲を中心に構成されておりどれも抜群のセンス。特にラヴェルの亡き王女の為のパヴァーヌは必聴。ウィーン在住のギタリスト熊谷俊之と現代音楽のスペシャリスト、クラリネット奏者の岩瀬龍太の二人だからこそ紡げる心温まるアルバム。
共に音色に定評のあるギタリストとクラリネッティストが組んだデュオ。まだ結成してまもないitodoがさっそく録音した一枚目のアルバムは、既存な選曲とは一味違う。ラヴェル、プーランク、ファリャ、ヒナステラ、ニャタリそして武満徹まで。制作のすべてに本人たちが関わり、こだわり抜いて作られている遊びの一枚。