オン・ザ・レディオ
音楽的方向性の違いからロバート・ワイアットがソフト・マシーンを脱退し、彼が想い描くソ\\フト・マシーン・サウンドを創造すべくデイヴ・シンクレア(キャラヴァン)、フィル・ミラー(ハットフィールド&ザ・ノース、ナショナル・ヘルス)らと結成したマッチング・モウル(名前の由来はソフト・マシーンの仏訳machine molleのもじり)のBBC音源をほぼ網羅したコンピレーション。
今回が初登場となる72年1、3、4月のジョン・ピール・セッションで録音された5曲に、廃盤だった72年7月収録の『BBCライヴ・イン・コンサート』を全曲収録。ワイアット曰く、本作こそが最も完璧にマッチング・モウルの本質を捉えている、と言い切る自信作。ジャケット・デザインはロバート・ワイアット、ブックレットにはメンバーのビル・マコーミックの解説とロバート・ワイアットのコメント(対訳付)を収録。