ある若者の肖像
井上陽水のシングル「傘がない」でピアノを担当、また変わったところでは左とん平の「ヘイ・ユー・ブルース」のニューソウル風アレンジなど、その後〜現在に至るまで作・編曲家、ピアノ、シンセサイザー奏者として活躍している深町純の1971年のデビュー作。
林哲司のデビューがそうであったように、やはりこちらのデビューもシンガー・ソングライター作であった。当時の本流のフォークには目もくれず、ジャズメンをバックに綿密に練り上げられた自身の音世界を展開。時にグルーヴィーに時にソ\フトに展開するその独特な世界は、この時代にいかに洗練されていたのかがわかる衝撃的なデビュー作。
2007年最新リマスター/紙ジャケット仕様