吉野大作ランプ製造工場2枚組
- アーティスト
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吉野大作DAISAKU YOSHINO
- レーベル
- SUPER FUJI
- 商品区分
- 2CD
- 発売日
- 2007/12/21
- 品番
- FJSP32/33
- 税込価格
- 2,933円
- ジャンル
- バーコード
スマッシュヒット御礼! 「久保田麻琴/まちぼうけ」に続く、日本70's・アシッド・フォーク・コレクション。横浜ロックの導師、吉野大作のフォーク期の、ジャックス・ミーツ・夕焼け楽団なアシッド傑作「吉野大作ランプ製造工場」に、74〜75年の幻のライブを追加した2枚組デラックス・エディション。当時関係の深かった久保田麻琴がリマスタリングを担当。NOW! ACIIIIIIIIIID!
70年代初期から横浜を中心に今なおライブ活動を続けている吉野大作。70年代のフォーク・ロック期、80年代のポスト・パンク/フリーフォーム期、現在の(アシッド?)ブルース期、とその音楽性は多岐に渡り捉えどころなく、これまで定まった評価はなかったものの本作(74年自主)は、後年、アシッド・フォークの名盤として主にヨーロッパで人気高く、よく知られているところ(96年日本晴レコードよりCD復刻)。
今回は、当時交流の深かった久保田麻琴がリマスタリングを手掛け、さらに同時期の未発表ライブ音源を収録した2CDデラックス・エディションで完全盤としていよいよ蘇る。もちろんアシッド感に溢れたオリジナル・ジャケットを初採用。また、ゴールデンカップス以後日本ロック史から抜け落ちた70年代半ばの横浜ロック・シーンを再検証(湯浅学×吉野大作対談)するなど、ブックレットも充実したものとなる。
ジャックス、はっぴいえんどなど日本的な少し湿った詩世界をストレートなアメリカン・ロック、ダイナミックで渇いたカントリー・ロック、アシッド・フォーク的手法で表現、\\\"ジャックス・ミーツ・夕焼け楽団" とはよくいったもの。
青春の中でもがく姿を人間臭く描く様は、フォーク的でもあり、ブルージーで泣き泣きのエレクトリック・ギターの響きはまるでニール・ヤング「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」を思わせる極上の世界だ。
1974年という急激に変化している時代を鋭くえぐった「メッセージ性」「音楽性」そのいずれもが見事に融合した日本のロック史に残る隠れた名盤が遂に「完全盤」として完結する。その自主発売から30数年経った今でも全く揺らぐことのない純粋すぎる音楽の強さ、今こそ聴いてほしいアルバムだ。