Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite Ver.2 < Rock Blue Feeling >

こういう曲もかけてみました。ロリー・ギャラガー率いるTASTE のセカンドから。ロリーさんがサックスも吹いてます。

Kenrocks Nite Ver.2 < Rock Blue Feeling > 9/21OA

 みなさんこんばんは。大貫です、カッチンです!午後11時を回りました。今夜もこれから1時間ほど、みなさんと夜の音楽ツアーに旅立ちたいと思います。さて今日、9月21日は国際平和デー,世界の停戦と非暴力の日(International Day of Peace)です。コスタリカの発案により1981年の国連総会によって制定され、2002年からは「世界の停戦と非暴力の日」として実施。永遠の世界平和を希求するね。さて、今夜は大貫さんはこんな時間にふさわしい感じの音楽。秋も深まるなかでジャジー&ブルーなサウンドを英国の70年代から。まずはジャズロックの代表格、コラシアムのデビューアルバムからインストで。
T-1~ Instrumental
M-1 Beware The Ides Of March / Colosseum
5’34” 完 「Those Who Are About To Die, Salute You」 WSBAC-0032

音源もどうぞ!

<トーク1> 受けて解説&#12316;前にも紹介してますが、コラシアムはジャズロックの系譜にある英国を代表するバンド。これは1969年に出たデビューアルバムでここでは50年代末からシーンで活躍したDick Heckstall-Smithのサックスを始め、デイブ・グリーンスレイドのキーボード、トニー・リーブスのベース、ジョン・ハイズマンのドラム、ジェームス・リザーランドのギターなどメンバー各人のプレイをフィーチャーした自己紹介的演奏。続いてはギターの達人、ロリー。ギャラガーのバンド、テイストのセカンドからアルバムを象徴するようなジャズ風味溢れる演奏を。

T-2~10”
M-2 It's Happened Before, It'll Happen Again / Taste
6’31” 完 「On The Boards」 UICY-93973

<トーク2> 受けて解説〜アイルランドから現れた天才ギタリスト、ロリーさんのバンド、テイストのセカンド1970年発売「オン・ザ・ボーズ」から。この作品は彼のキャリアのなかでも極めて異色な存在。基本がジャズで、そもそもブルース信奉者であれば不思議でもないが、ここまでジャズフレイバーな作品は他にない。ちなみに彼らのメジャーデビュー後の最初のライブは1968年11月のクリームの解散ライブのとき。イエスと共に。最初の全米ツアーは1969年4月、ブラインドフェイスと。続いては英国トラッドの香り高い演奏で有名なジェスロタルの、盲目のジャズプレイヤー、ローランドカークの曲のカバー

T-3~Instrumental
M-3 Serenade To A Cuckoo / Jethro Tull(Roland Kirk)
6’02” 完 「This Was」 TOCP-65879

<トーク3> 受けて解説〜タルのデビューアルバム「THIS WAS」から。イアン・アンダーソンの個性的なフルートプレイに影響を与えたとされるジャズプレイヤー、ローランド・カークの曲を見事にロックでリメイク。最後は長編。英国プログレの至宝、キャメルの全盛期の作品の一つ「スノウグース」から彼らの演奏の優美さとシンフォニックな構成の魅力が満喫できる名曲のコンビ。若きアンデイー・ラティマーの繊細で豪放なギターやピーター・バーデンスのオルガン、ムーグシンセなど多様なプレイぶり。時間までどうぞ

T-4~Instrumental
M-4 Rhayader / Camel
3’01” 完 「The Snow Goose」 UICY-76075

T-5~Instrumental
M-5 Rhayader Goes To Town / Camel
5’18” 完 「The Snow Goose」 UICY-76075

「 RUMBLE 」

 いかがでしたか、今夜のKenrocks Nite Ver.2 前半は大貫チョイスでの秋の夜にぴったりなムーディーで壮麗な英70年代前半のロックから選りすぐってお送りしました。普段なかなかこういう音楽、ラジオからもそうそう流れないので私の役目とばかりにね。ここでお知らせです。今週の週末23日土曜日「勤労感謝の日」深夜23時からロンナイ復活祭2弾をいつもの下北沢ベースメントバーで開催します!お誘い合わせの上多くの皆さんをお待ちしてます。では今夜はこの辺で。お相手は大貫&カッチンでした。また来週、ADIOS AMIGOS!