Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 <ビートルズ革命・イン・ジャパン60’s>

みなさんご機嫌いかがでしょうか?私は恒例の年中最大行事のLONDON NITE X’mas2018もつつがなく終了して、いっきに肩の荷が下りた感じです。
おかげさまで大勢の皆さんに参加していただき、またご好評いただきやった甲斐があります。年々イベント開催が厳しくなって地道なロック興し活動も、清志郎くんじゃないけど「瀕死の双六問屋」状態ですが、みなさんの背中を押してくれるパワーをいただき、なんとか明日に向けてヨロヨロ立ち上がろうと頑張っています。引き続きご支援のほどよろしくお願いします!
 さて、ここにも先週末12月15日の土曜日深夜2時からInterfm897で放送したゴキゲンRADIO「Kenrocks Nite ver2」の内容を紹介したいと思います。自分の書いた選曲進行表をここに直貼りします。これがあなたの音楽生活の一助や参考になれば幸いです。
今回は「ビートルズ革命イン・ジャパン60’s」というような感じで、GSを例に当時の日本のロックを検証してみました。

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Kenrocks Nite ver2 <ビートルズ革命・イン・ジャパン60’s> 12.15 OA 2018

 みなさんこんばんは、大貫です、カッチンです!12月15日の深夜2時周りました。もうあと半月で今年もおしまい。平成最後の12月も半ばです。かと言って特に感慨もないんですがね。正直、平成は自分の中では人生の後半に入っていたこともあり、あっという間、ひたすら慌ただしい時間が経過した印象。思い出深いのは基本「昭和」です。特に言うなら60年代。中高生時代かな。そういう時代のことをまた今夜も探求します。ついてきてね。題して「ビートルズ革命インジャパン」。ビートルズの出現、特に来日あたりの時期メインに日本が受けて大きな音楽、ロックの影響をGSという現象で見てみようと。ではスタート!

M-1 I’m Down / The Beatles 「Mono Masters Vol. 1」 Apple Records 5099969945120

<トーク1>受けて解説など 1966年6月末、深夜の羽田空港に降り立ったB4。当時中学3年の夏。むやみやたらに感激した。ステージは見れなかったけど、そこから本格的にロックの旅がスタートした。日本はすでに洋楽もラジオでガンガン流れていて、エレキブーム。歌謡曲もエレキダウンド導入したりでまぁブームでした。そこに来て、ビートルズみたいなエレキバンドが続々と出てテレビラジオに活躍し、ライブもジャズ喫茶で毎日毎晩開催!絶好の機会だった。

M-2 Furi Furi ’66 / The Spiders (かまやつ ひろし) 「The Spiders Album No.1」 TECH-20237

M-3 ジス・バッド・ガール / ザ・ゴールデン・カップス (曲:ルイズルイス加部 詩:ケネス伊藤)『長い髪の少女 C/W 」7″ CP-1024

<トーク2> 受けて解説など スパイダースはまさにさきがけ。年齢もキャリアもその後のGSの少し上。特にすごかったのが、ムッシュことかまやつひろしさん。曲作りから演奏スタイル、サウンディングまで日本にいないタイプのミュージシャン。一方で鼻から日本とか意識してなかった人たちも。ハーフとかまだ奇異な目で見られた時代にアメリカ系、フランス系、中華系と賑やかなバンド。いかにも横浜。そしてそこに現れたのが私のアイドルであり先生だったバンド、ビーバーズ 。疑似体験というか代償行為というか。意味と価値はデカかった。そして先日11月13日に73歳で亡くなった元のボーカル、ソロ活動でも知られた成田賢さんのへの追悼でもあります。RIP

M-4 オーバーアンダーサイドウェイズダウン / ザ・ビーバーズ  「Gs Pop Covers」 TECN-25702

M-5 Over Under Sideways Down (Live) / The Yardbirds  「Live at the BBC 」 MSIG-1133/4

M-6 シーズ・ア・レインボウ / ザ・ビーバーズ  「Gs Pop Covers」TECN-25702

<トーク3>受けて解説など コピーでもカバーでもいいけど、海外の流行がすぐに体験出来た。洋楽のレコード買うより早く生で聴けた。人気バンドもだがそういうバンドを追いかけた。カップス、ダイナマイツ、桜井五郎&ボーイズ、フラワーズとか。銀座のACBで見たこのバンドの失神ショーも思い出。ジョー山中さんがいた491(フォーナインエース)とかもきになる存在。おしまいにカバーというかもはやリメイク?日本語アレンジと本気のカバーの2曲。どちらもあるのが日本風。ジャポネスク!

M-7 夜をぶっとばせ / オックス「オックス・コンプリート・コレクション」VICL-60945/946

M-8 孤独の叫び / ザ・モップス「サイケデリック・イヤーズ 」VICL-60948

<RUMBLE>

 いかがでしたか、今夜のKenrocks Nite ver2?前半は大貫がビートルズで大きく変わり動き出した日本のロック、ポップス事情などをGSを例に挙げて紹介しました。またいつかやります。改めて亡くなられた成田賢さんのご冥福をお祈りします。ありがとうございました!そしてお知らせ!いよいよ明日!日曜日の夕方から開催のLONDON NITE X’mas2018 渋谷のClub Asiaです。シナロケやラーナーズ、グレート3にお馴染み不良メルヘン、新人のショーコ&アキラも。お待ちしてます!今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした!ではまた来週、ADIOS AMIGOS!