みなさんご機嫌いかがでしょうか?麗しい?それは結構ですね〜!ワタシはご存知のように、今日、8日の新宿ロフトで開催予定だったLONDON NITE40th&大貫憲章69thのW祝いな春祭りがコロナ感染拡大回避のため、急遽取りやめになったのでおおわらわでした〜。
まぁ、こういう状況ではリスクや不安が大きく全員一丸での開催は不可能なのでやむなく中止(現状、6月アタマでの代替開催をロフトサイドと出演者で検討中です)としました。多くのお客さん、関係者、出演者、スタッフのみなさんにご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そのお知らせにも書きましたが、チケットの払い戻しは3月6日金曜日以降に新宿ロフトで応接するとのことです。今しばしお待ちいただきますようお願いします。
さて、そんなこんなな中ですが、いつものようにここにも先週末1月29日土曜日に放送したゴキゲン RADIO Kenrocks Nite ver2 の内容を紹介させてもらいます。今回は自分の音楽ファン&評論家としての最大のルーツかつ関心である(今も)イギリスのいわゆるブリティッシュ・ロックの黄金期、70年代前半の内弁慶、すなわち、英国内で圧倒的な人気のバンドを中心に取り上げてみました。
以下に自分の書いた選曲台本を直貼りします。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば幸いです。
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Kenrocks Nite ver2 < Love Of My British Rock > 2.29 OA 2020
みなさんこんばんは!大貫です、カッチンです。2月29日、まさに閏年の2月も今日でさよならです。そんな今夜いかがお過ごしでしょうか?ご機嫌麗しいなら結構です。これから1時間ほどいつものように我々二人と音楽旅行にお付き合いよろしくです。ところで!みなさんはもう来月3月8日の世紀の一大イベント「LONDON NITE 40th & 大貫憲章69th 大祭」のゴールデンチケットお買い求めされましたか?まだ?それは一大事デス!今からでもソッコーポチッとしないと!新宿ロフトで会いましょう!では今夜の大貫パートは音楽評論家生活50年!のワタシが選ぶ記憶に残るブリティッシュロックからお勧めしたいバンドを紹介します。基本、70年代モノで、オープニングは言うまでもなく今でも大スター、ロッド・スチュワート1971年の大ヒットで~
M-1 Maggie May / Rod Stewart (album version)「Every Picture Tells A Story」UICY-93978
<トーク1>受けて解説など~アルバムは1971年の3枚目。そこからのシングル「マギーメイ」が英米で1位に。これは当時としてはビートルズ以外では快挙!ロッドのルーツ、英国古謡の香りも高いサウンドに包まれたラブソング。今日はアルバムバージョンでした。ここからロッドの快進撃がスタート。続いて2曲。ジェスロタル&フリー。どちらもデビューアルバムからのナンバー。
M-2 Beggar’s Farm / Jethro Tull (Mick Abrahams Ian Anderson)「This Was」TOCP-65879
M-3 Walk In My Shadow / Free「Tons Of Sobs」ILPS 9089
<トーク2>受けて解説など~Beggar’s Farm 68年の「This Was」。イアン・アンダーソンと当初のギター、ミック・エイブラハムスの共作。彼はブルース寄りのギタリストでこの後Brodwyn pigを作るも2年で解散しソロキャリアへ。なお、かtれの脱退が早すぎて予定していたストーンズのテレビショウ「R&Rサーカス」にはサバスのトニーアイオミが参加した。Walk In My Shadowは69年のデビューアルバムに。やはりこの時期はポール・コソフのギターに注目。ボーカルのポール・ロジャースは2004年にクイーンの再編に参加した。続いて今回のハイライト!英国ならではのロックの極み。
M-4 Midnight Moses / The Sensational Alex Harvey Band 「Framed」UICY-76068
M-5 Love Is A Sleeper / Family「A Song For Me」IECP-10298
<トーク3> 受けて解説など~アレックスは35年グラスゴー生まれ。50年代のスキッフルブーム時代から活動した大ベテラン。どうりで貫禄十分だわ。芝居がかったパフォーマンスがウリ。ベースはr&b。そこにハードロック的な要素が。これは72年のデビューアルバムから。Love Is A Sleeperは70年3枚目の「A Song For Me」収録。ボーカルのロジャー・チャップマンの歌声と歌い方が激烈!サウンドもブルース、ジャズなど取り込み、ビブラフォンやフルートの音色も印象的。最後にナザレス。73年Vertigo傘下Mooncrest移籍後の2枚目、通算4枚目Loud N Proudから。pがパープルのベース、ロジャー・グローバー。ハードドライビングな R&Rでポップセンス抜群。ダン・マカファーティーのシャウトするラスティボーカルとマニー・チャールトンのスライドギターが両輪。この曲はハノイロックスのボーカル、マイケル・モンローもカバー。
M-6 Not Faking It / Nazareth「Loud N Proud」VICP-61832
「RUMBLE」
いかがでしたか、今夜のKenrocks Nite ver2?前半は大貫の音楽評論家生活50周年の中に今なお輝く黄金のブリティッシュロックからホンの一部ですがお勧めバンドを紹介しました。気に入っていただけましたか?イギリス国内ではそこそこ売れたバンドたち。ただアメリカでイマイチで世界制覇逃した連中が実は個人的に愛おしいわけです。今後もいろいろ紹介したいのでご期待ください。今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした。ではまた来週ADIOS AMIGOS!