Blog by 大貫憲章

Kenrocks Nite ver2 < US Hits of Summer 1967>

元祖サマー・オブ・ラブ!1967年のカリフォルニア・ドリーミン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさんご機嫌いかがでしょう?麗しい?それは結構です!ワタシは相変わらずな毎日です。そもそも毎度言ってますが、完全チョー夜型。真っ昼間の太陽を拝んだことはほぼありません。自慢じゃないですが、それでも何故か元気です。ビタミンDが足りないとか骨が弱くなるとかは無縁。(糖尿の検査のついでにいろいろ診てもらってます)

なので多くのデイワーカーのみなさんのような身動き出来ないことからくるストレスはないんです。お酒も飲まない(飲めない)ので飲み会も無縁。純正喫茶部デス!

今の想いは、早いとこクラブとかライブハウスとかの蓋が開くことだけです。音楽発信の「現場」に復帰してバリバリ音楽をレコードで回したい!それだけ。

さて、そんな5月下旬、いつものように先日放送したマイ・ゴキゲン・ラジオ「Kenrocks Nite ver2」の内容をここにも紹介させてもらいます。1967年の全米ヒットチャートの1位になった曲をチョイスして「サマー・オブ・ラブ」の時代の息吹き、爽やかで瑞々しいロックでポップなナンバーを今の閉塞した状況の中で、少しでも気分良く過ごせたら、とお送りしました。

以下に自分の書いた進行台本を直貼りします。これがあなたの音楽生活の一助、参考になれば幸いです。今後ともよろしくデス!

 

 

 

 

 

 

 

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Kenrocks Nite ver2 < US Hits of Summer 1967> 5.23&25 OA 2020

みなさんこんばんは!大貫憲章です。カッチンです!5月もついに後半戦ですがいかがお過ごしでしょうか?いい加減この状況が飽き飽きして来てるとは思います。それは我々も同じです。ウイルスへの戦いは4ヶ月になろうとしてますがまだ出口が具体化出来てない感じで、コクミンにガマンだけさせて生活の保障、命の保証をしてくれない政府にウンザリング。とひと言だけ言わせてもらって、我々の本分はゴキゲンな音楽をお送りするだけですから、切り替えて今夜もよろしくです。今夜はこの季節、アーリー・サマーなシーズンにふさわしい曲を1967年の全米チャートから紹介してみようと。なぜに67年?そりゃあワタシがここが美味しいと確信してるから。ではまずはバッキンガムスのヒットから〜

M-1 Kind Of A Drag / The Buckinghams 7″ 東芝 SR-1665

 

 

 

 

 

 

 

<トーク1>受けて解説など〜67年の2月に1位に飛び込んできたThe Buckinghamsはシカゴ出身の新人5人組ビートバンド。ジャンルはサンシャインポップに区分け。ビートルズのリメイクなどもいい味。さて、続いて3曲。3月から4月にかけての1位。Ruby Tuesdayは「夜をぶっ飛ばせ」とカップリング。放送禁止を恐れたアンドリュー・オールダムがダブルA面で発売。英国は3位。ペニーレーンはストロベリー・フィールズ・フォーエバーとのカップリングでコレもダブルA面。その後1位に輝いたのがタートルズのHappy Togetherは最大で唯一の全米1位。ボーカルのフロー&エディは70年代に英国でTREXのバックコーラスで注目されそのごアリス・クーパーの「ビリオン・ダラー・ベイビー」にも参加。

M-2 Ruby Tuesday / The Rolling Stones「Flowers 」 UICY-6696

 

 

 

 

 

 

 

M-3 Penny Lane / The Beatles「1」TOCP-65600

 

 

 

 

 

 

 

M-4 Happy Together / The Turtles「20 Greatest Hits」RNCD-5160

 

 

 

 

 

 

 

<トーク2> 4月から5月にかけてヒットしたのがSomethin’ Stupid(恋のひとこと) 。シナトラ親子の唯一のデュエット曲。ナンシーは66年ににくい貴方で1位に。パパも翌年「夜のストレンジャー」で1位に。NYのラスカルズはこの頃まだヤングが付いていた。68年に改名。タツローくんもファンを公言してます。イタリア系でいわゆるブルーアイドソウルなビートバンド。66年のgood lovin’に次ぐ全米1位。その後のWindyはカリフォルニアのサンシャインポップバンド。ソフトロックでも人気。爽やかコーラスが見事。この年の最大のイベントでいわゆる「サマー・オブ・ラブ」のシンボルMonterey Pop Festivalではママス&パパスと共に看板スター。

M-5 Somethin’ Stupid(恋のひとこと) / Nancy Sinatra with Frank Sinatra  7″  日本ビクター SJET-469

 

 

 

 

 

 

 

M-6 Groovin’ / The Young Rascals  7″  WQJP-118

 

 

 

 

 

 

 

M-7 Windy / The Association「Greatest Hits : The Association」 WPCR-1243

 

 

 

 

 

 

 

<トーク3>初夏から夏場へ〜爽やかポップロックの合間でソウルをメラメラさせたアレサの代表曲が65年にオーティスが歌っていたリスペクト!順番が後先になるけど、「ビリージョーの唄」でブレイクしたカントリー歌手が美人で有名なボビー・ジェントリー。8月から8月にかけて大ヒット。その前7月から8月に大ヒットしたのがドアーズのデビュー曲!では時間までどうぞ!

M-8 Ode To Billie Joe / Bobbie Gentry 7″ 東芝 CD-1789

 

 

 

 

 

 

 

M-9 Light My Fire / The Doors「No.1 Hits 60’s」 WPCR-451

 

 

 

 

 

 

 

「RUMBLE」

いかがでしたか今夜のKenrocks Nite ver2?前半大貫コーナーでは今の時期にピッタリな感じのアーリーサマーの Pop Rockを1967年の全米チャートから引っ張ってご紹介しましたー!温故知新とはよく言ったもんです。新の方はウイークエンドとか紹介する気もないのでもっぱら往年の名物を探究してます。まぁ自分が今やルイフーな骨董みたいな立ち位置になってますが、ヤル気だけは若い頃に劣らず満々です。坂本教授や今は亡き忌野清志郎くんほか同世代に負けないよう頑張りたいです。今夜はこのへんで。お相手は大貫&カッチンでした。ではまた来週ADIOS AMIGOS!